SKE・鎌田菜月「羽生先生の指先が劣勢の時に震えていたので驚きました」

スポーツ報知
初手を指す藤井聡太五段=対局時=(左)と羽生善治竜王(カメラ・小泉 洋樹)

 将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太五段(15)が17日、東京・有楽町朝日ホールで行われた第11回朝日杯将棋オープン戦で初優勝を果たした。準決勝では、公式戦初対局の羽生善治竜王(47)を撃破し、決勝では広瀬章人八段(31)に完勝。史上最年少の15歳6か月、史上初の中学生で一般公式棋戦優勝者になり「望外の結果です」と語った。昇段規定を満たし、同日付で史上最年少で六段に昇段した。

 将棋ファンで、藤井六段と同郷・愛知県出身のSKE48・鎌田菜月(21)が「AbemaTV」で朝日杯の準決勝・決勝を観戦。スポーツ報知に感想を語った。

 ライブのリハーサルの合間に観戦したという藤井VS羽生戦。鎌田は、いつもと羽生の様子が違うことに気が付いた。「いつもは勝つ時に震える羽生先生の指先が劣勢の時に震えていたので驚きました。私はまだ羽生先生に勝ってほしいと思っていたのですが、藤井六段が勝ってすごく驚きました。漫画みたいですよね」

 2015年頃に棋士や将棋の魅力にハマッた。日々、将棋アプリで対局を重ねるだけに「私はまだ棋力が低くて何かを語れる立場じゃないんですけど、藤井六段の指し手はまるでAIみたいに正確だと思いました」と振り返る。「私たちが見ているのとは違う世界を見ているんじゃないかなって」

 同郷とはいえ、偶然にも電車の中や、家族でレストランに食事に来た藤井六段と遭遇したことがある。「そういう時は、ああフツーのおとなしい中学生だなって思うので、とても不思議です」

 いつか、将棋を教わるのが夢。「頭の中も見せてほしいくらいですね」。そして、もうひとつの願いも。「劇場にも来てもらえたらうれしいんですけど…」

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