西野カナ、映画「となりの怪物くん」の主題歌歌う

スポーツ報知
映画「となりの怪物くん」の主題歌を歌う西野カナ

 2月20日にデビュー10周年を迎える歌手・西野カナ(28)が映画「となりの怪物くん」(4月27日公開、月川翔監督)の主題歌「アイラブユー」を歌うことが18日、分かった。デビュー10周年第1弾シングルとして4月18日に発売される。

 女性向け漫画雑誌「デザート」に連載された、累計発行部数610万部突破の同名漫画が原作。予測不能な超問題児の春(菅田将暉)とガリ勉&冷血の雫(土屋太鳳)。恋人はおろか、友達もいない2人が出会い、惹(ひ)かれ合う姿を描く。

 西野は、主人公2人をイメージして作詞。女の子の本音をラップ風に表現したラブソングに仕上げた。「女の子の本音がたくさん詰まった“メッセージラブソング”です。大切な人に『やっぱり私は君(を選らん)で良かった』と、ふと思う瞬間を歌にした」と説明。「お互いに不器用ながらも、次第に心を通わせていく春と雫のように、隣の大切な人との絆を深めてもらえたらうれしい」とコメントした。

 心の機微の表現が作品の世界観にピッタリという理由から、代表曲「Best Friend」(10年)など挿入歌全てが西野の楽曲に決まった。

 菅田は「全編を通して使用される西野カナさんらしいストレートな言葉の楽曲の数々が、とても作品にハマっていて、ステキな映画になったと思います。主題歌は、仲間たちとの時間、大切な人たちとの出会いの時間を、懐かしく振り返ることのできる楽曲。見終わった後に余韻に浸れる、温かい気持ちになれる楽曲でした」と感謝。土屋も「西野カナさんは、青春の天才です。この歌が描く景色も時間も恋も、何てステキなんだろう。聴いた瞬間、胸いっぱいにフレッシュジュースみたいな甘酸っぱい思いが広がって、懐かしくて、優しくて。この気持ちを早くチームのみんなと、見てくださる方々と共有したい。うずうずしながら、春を待ちたいと思います」と大感激だった。

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