杉良太郎&安倍首相、懸け橋再び!「第2回 日・ASEAN音楽祭」10月開催決定

スポーツ報知
安倍晋三首相(右)と面会し、音楽祭実行委員会の名誉総裁就任を要請した杉良太郎

 日本とASEAN(東南アジア諸国連合)の友好協力45周年を記念した「第2回 日・ASEAN音楽祭」が、10月4日に東京・NHKホールで行われることが19日、分かった。

 日・ASEAN特別大使を務める歌手で俳優の杉良太郎(73)はこの日、首相官邸を表敬訪問。第1回(13年)に続き、安倍晋三首相(63)に音楽祭実行委員会の名誉総裁就任を要請した。安倍首相も「引き受けさせていただきます。できることは全面的に協力したい」と快諾した。

 前回の盛況を受けて、加盟国から「今後も開催してほしい」というリクエストがあったという。杉は「非常に喜んでいただいた。トラブルもなく(運営が)スムーズに運んだ成果だと思う」。当日は、ASEAN10か国のそれぞれの国で人気の歌手が参加し、日本からも、アジア圏で知名度の高いアーティストを中心に6、7組の出演を予定している。「ASEANの歌手の方々が(一堂に)集まって、平和に対する祈りのような音楽祭をできるのは、ありがたいという意見が多いです。(第2回への)期待も大きいと思います」。いい音楽祭にしたいか問われると「そうですね」と力を込めた。

 2020年東京五輪に向けて、政府は訪日外国人旅行者数4000万人を目標に掲げる。来日した歌手には、インスタグラム、フェイスブックなどを使った日本文化の発信、魅力のPRも期待される。杉は「(音楽を通じた)文化交流だけではなく、日本の良いところを見てもらい、観光してもらおうと思っている」と説明。東南アジア諸国との懸け橋を担うつもりだ。

 ◆前回VTR 2013年11月28日にNHKホールで開催。安倍晋三首相が開会宣言し、日本からはEXILE、AKB48、w―inds.らが出演。ASEAN諸国からは「アジアのセリーヌ・ディオン」と言われるマレーシアのシティ・ヌールハリザ、フィリピンのクリスチャン・バウティスタらが顔をそろえた。震災の復興支援を目的に、東日本大震災の被災6県から100人超の中高生が招待された。

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