羽生、視聴率でも金 瞬間最高46・0% 小平は瞬間34・6%をマーク

スポーツ報知
声援に応える羽生結弦

 平昌五輪フィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦(23)の17日のフリーの生中継番組(NHK総合、後0時15分)の視聴率が、平均33・9%(関西地区31・7%)、瞬間最高46・0%(同44・6%)を記録したことが19日、分かった。いずれも今大会で最高値となった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

 66年ぶりの五輪連覇をなし遂げた羽生の歴史的瞬間を、多くの国民が見守っていた。競技終了直後の午後2時10分、金メダルが確定した羽生がコーチのブライアン・オーサー氏(56)、銀メダルの宇野昌磨(20)らと肩を組んで喜び合う場面で瞬間最高46・0%をマーク。羽生選手の地元・仙台では平均41・2%、瞬間最高56・0%と、さらに高い数字を記録した。

 冬季五輪で1972年札幌大会スキージャンプ70メートル級(笠谷幸生、金野昭次、青地清二)以来、2度目の日本勢ワンツーフィニッシュ。17日は全国的に晴れ間が広がった土曜の昼下がりにも関わらず、146分間の放送時間で平均33・9%。9日の開会式(平均28・5%、瞬間最高37・1%)を大きく上回り“金メダル級”の注目度の高さを物語った。

 98年の長野冬季五輪以降のフィギュアスケート中継では、浅田真央さん(27)が銀メダルを獲得した10年バンクーバー五輪女子フリー平均36・3%、瞬間最高46・2%に迫る次点。羽生が金メダルを獲得した前回のソチ五輪男子フリーは平均16・6%、瞬間最高23・1%だった。

 一方、18日に小平奈緒(31)が金メダルを獲得したスピードスケート女子500メートルの生中継番組(TBS系、後8時)の平均は21・4%(同20・5%)。瞬間最高は、競技が全て終了して小平の金メダルが確定した午後9時34分に34・6%(同36・5%)をマークした。

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