菅田将暉、大阪凱旋ライブで25歳の誕生日祝う「これからも自分らしく」

スポーツ報知
初のワンマンライブツアーで熱唱する菅田将暉

 俳優の菅田将暉が21日、大阪・梅田クラブクアトロで初ワンマンライブツアー「菅田将暉 Premium 1st TOUR2018」の大阪公演を開催した。この日が25歳の誕生日で、故郷・大阪での凱旋ライブに「今日は僕の誕生日に来てくれてありがとう!」と笑顔を浮かべた。

 号泣した青年はひとまわり成長して地元へ帰ってきた。2013年、20歳を記念して都内でバースデーイベントを開催。ピアノの弾き語りで人気バンド・フジファブリックの「茜色の夕日」を披露し、涙した。

 あれから5年―。昨年は4作の映画で主演し、報知映画賞の主演男優賞を受賞するなど、カメレオン俳優として確固たる地位を築き上げた。俳優業で多忙を極める一方で、歌手活動では新たな一手を投じた。昨年6月に「見たこともない景色」でソロデビュー。今回、初めて東京以外でのワンマン・ライブを行った。

 全4公演に対し、観覧の応募総数は5万通。誕生日を祝福しようと650人の観客が詰めかけ、赤いシャツにジーパン姿の菅田が登場するだけで大歓声が起き、涙を流すファンもいた。この日のギターのストラップは菅田の父親が家でシンガー・ソングライターの吉田拓郎(71)の楽曲を弾いていた時に使用していたもので、「さよならエレジー」「浅草キッド」など計15曲を熱唱した。

 トークではデビューのきっかけの2008年のジュノン・スーパーボーイコンテストを振り返り、「当時は15歳で大阪にいて、あれから10年がたった。今はこんなに大勢の人に祝ってもらっています」と感慨深げ。そんな菅田へ観客が突発的にバースデーソングをプレゼントすると、菅田は次の楽曲名の「ばかになっちゃったのかな」を照れ隠しするように絶叫した。

 3月21日には初アルバム「PLAY」をリリースする。音楽でも菅田は全力で突っ走る。

芸能

×