大杉漣さん、生前明かしていた映画「ソナチネ」のオーディション秘話…「2秒見て、はいお帰りください」

スポーツ報知
大杉漣さん

 22日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)で映画「ソナチネ」「HANA―BI」などに出演し、ドラマやバラエティーでも親しまれた俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さんが21日午前3時53分、急性心不全のため66歳で死去した訃報を特集した。

 大杉さんは舞台を中心に活躍する中、オーディションで見いだされて出演した93年の北野武監督(71)の映画「ソナチネ」での暴力団幹部役で注目された。番組では99年1月「はなまるマーケット」に出演時の「ソナチナ」のオーディション秘話を語る姿を放送。当時、大杉さんはオーディションについて「はじめてオーディションみたいの受けたんですけど、オーディション行ったのはいいんですけど、会場に入ってスタッフの方がいらしてボクのことをチラッと2秒ぐらいしか見ないんですよね。2秒見て、はいお帰りくださいってスタッフの方がおっしゃるんですよ。普通、オーディションなら何かやったりしゃべったりするじゃないですか。そういうの一切なくて。非常に変則的なオーディションだった。何が起きたのかっていう感じでした。ドアを開けてすぐ閉めたって感じですから。たけしさん、確実にそこにいらしたから、間違いはなかったと思うんですけど」と明かし、「2日後にお電話いただいて、あんたでいくよってお電話いただいたんですけどね。なぜボクなのか未だに分かりません」と振り返っていた。

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