ウエンツ瑛士、大杉漣さん悼む「一人の人間として接してくれる人だった」

スポーツ報知
ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の取材会に出席したウエンツ瑛士

 タレント・ウエンツ瑛士(32)が22日、大阪市内でミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の取材会に出席。21日に急死した俳優・大杉漣さん(享年66)について「年齢関係なく、一人の人間として接してくれる人だった。そういう姿勢を僕らも見習っていかないといけない」としのんだ。

 バラエティー番組などで共演経験があった2人。大杉さんはバンドを組むなど、音楽に造詣が深かったこともあり、現場では音楽の話で盛り上がることが多かったという。ウエンツが小池徹平(32)と組んでいたユニット「WaT」は2016年に解散したが、解散後も「『昨日(小池に)会ったんだよ』とか、徹平には自分の、自分には徹平の話をしてくれた。解散したけど、どこかで僕らをつなげてくれているような存在だった」と感謝した。

 今作は、ブロードウェーの最高峰であるトニー賞を受賞し、日本では1979年に初演。スウェーデンを舞台に、中年弁護士(風間杜夫)と再婚した若妻(蓮佛美沙子)、弁護士の元恋人である女優(大竹しのぶ)らが繰り広げるラブコメディーで、ウエンツは父である弁護士の若妻に淡い恋心を抱く息子を演じる。初演の劇団四季版では市村正親(69)が演じた。

 ミュージカル初挑戦となる蓮佛からは「先輩」と呼ばれているそうで、「僕にしては本当に珍しく、(けいこ前の)PRの時から連絡先を交換しています。年が近いのが僕くらいなので。電話していても『ここがこうで・・・』とけいこのことばかり考えている。本当にすてきな声で、お芝居されている方が歌う魅力が満載です」と蓮佛を絶賛した。

 東京公演が4月8~30日・日生劇場、大阪公演は5月4~5日、梅田芸術劇場メインホール。静岡公演(同12~13日、静岡市清水文化会館)、富山公演(同19~20日・オーバードホール)も予定されている。

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