大杉漣さん、最後のゴチ16・6%…前週から視聴率倍増、12日に収録爆笑愛猫エピ披露

スポーツ報知
大杉漣さん

 急性心不全のため21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が、生前レギュラーを務めていた日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン ゴチ2時間スペシャル」が22日午後7時から放送され、平均視聴率16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが23日、明らかになった。

 大杉さんの“最後のゴチ”に、多くの注目が集まった。前週15日の8・8%から7・8ポイントの大幅増。瞬間最高視聴率は午後8時51分の21・6%で、番組のクライマックスで大杉さんの自腹が決定した場面だった。関西地区は平均17・2%で前週8・5%から倍増した。

 22日の放送の冒頭では、「大杉漣さんが2月21日にご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼のテロップ。死去する9日前の今月12日に収録された本編では、大杉さんと愛猫「寅子」とのエピソードなどで爆笑を誘っていた。番組ラストでは笑顔の写真とともに「大杉漣さん、今まで本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします」とメッセージ画面を映した。

 同番組の公式サイトによると、次回の放送予定は3月15日。4月期に出演予定だった同局の連続ドラマ「正義のセ」(水曜・後10時)は3月上旬にクランクインを控えており、それぞれ今後については検討中だ。スポーツ報知の取材では同局系の紀行番組「アナザースカイ」(金曜・後11時)のロケも行っていたとみられる。同局は「翌週以降の出演者については未定です」としている。

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