「バイプレイヤーズ」松居監督、大杉漣さんに涙の誓い「責任を持って完走する」

スポーツ報知
テレビ東京ドラマ「「バイプレイヤーズ」

 急性心不全のため21日に急死した俳優の大杉漣さん(享年66)が亡くなる直前まで撮影していたテレビ東京のドラマ「バイプレイヤーズ」(水曜・後9時54分=全5話)の松居大悟監督(32)が23日、自身がパーソナリティーを務めるJ―WAVEの「JUMP OVER」(金曜・後11時)に生出演した。涙ながらに「今、僕らができることは『バイプレイヤーズ』というドラマを責任を持って完走すること」と決意を語った。

 番組後半。最後の曲として竹原ピストルの「Forever Young」をかけると「これは『バイプレイヤーズ』という放送中のドラマで、去年やったシリーズ1のエンディング曲なんです…」と声を詰まらせながら紹介した。

 今年1月期のシリーズ2は現在3話まで放送。23日にキャスト、スタッフらで話し合い「ちゃんと5話までやろう」と決定したことを明かし「まだ4話が7割ぐらい、5話が3割ぐらいしか撮れていないんですけど。すみません。絶対に責任を持って、いいものにしようと思っています」と誓った。

 松居監督は3月7日放送の最終話を担当する。大杉さんの突然の旅立ちに「プロデューサー、メンバーみんな…どうしていいか分からないなと思った」と告白。「今、僕らができることは『バイプレイヤーズ』というドラマが凄くとても面白くて、楽しくて、明るいものだから。それを責任を持って完走すること」と言い切った。

 自身の気持ちも割り切れていない模様。「とにかく今は、撮っている素材と、これからできることを整理することだったりとか、スタッフと話をしたりとかしていることが僕は凄く安心するというか…。今はそれしかできないと思っています…」と終始泣き声。最後に来年2月に自身が手掛ける舞台の話題になって、落ち着いた。キャスト、スタッフともに悲しみが癒えていない様子をうかがわせた。

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