俳優・斎藤工が「齊藤工」で初メガホン「夢のよう」

スポーツ報知
舞台あいさつに登壇した(左から)斎藤工、永野、リリー・フランキー、神野三鈴、高橋一生、村上淳、佐藤二朗

 俳優の高橋一生(37)が24日、東京・109シネマズ二子玉川で映画「blank13」舞台あいさつに登壇した。

 13年前に失踪した父親の葬儀がきっかけで、失踪していた空白の時が明らかになっていく、実話をもとにしたストーリー。

 俳優・斎藤工(36)が「齊藤工」名義として長編映画初監督を手がけた。齊藤監督は、「胸がいっぱい。映画大好き少年がそのまま大人になったので夢のよう」と感無量だ。同作は今年3月から台湾で公開を控えている。今月上旬、台湾東部の花蓮(かれん)県で発生した地震について思いを明かし、「何か出来ないかと考え、台湾バージョンのステッカーとTシャツの売り上げ全額を支援金にできたら。僕が届けに行きます」と支援を表明した。

 村上淳(44)はなぜかバスケットボールを抱えて登壇。その理由を隣りに並んでいた高橋は、「僕が小学生の時に校庭開放ですごくかっこいいお兄さんがいた。僕に『放物線で山なりでシュートするんだよ』って教えてくれたので、そこから“山なり兄さん”って呼んでいたら、山なり兄さんが本の表紙を飾っていた。あとあと知ったのですが、それが村上淳さんでした」と告白。驚きの声が上がる会場に向け、登壇者全員分のサインが書かれたボールを“山なり兄さん”が放物線を描くように投げると、高橋は「何十年ぶりに見た」と目を細めた。

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