ひふみん、6者プレーオフ決定に衝撃「皆の実力が拮抗していることの証」

スポーツ報知
加藤一二三・九段

 将棋の佐藤天彦名人(30)への挑戦権を懸けた第76期名人戦A級順位戦の最終戦が2日、一斉に行われ、史上初の6人によるプレーオフに持ち越された。加藤一二三・九段(78)はツイッターで「皆の実力が拮抗していることの証」と衝撃の結末の感想を語った。

 6勝3敗で首位に並んでいた久保利明王将(42)と豊島将之八段(27)がともに敗戦。勝った稲葉陽八段(29)、広瀬章人八段(31)、佐藤康光九段(48)と、6勝4敗で全10局を終了していた羽生善治竜王(47)の6人が並んだ。

 加藤九段は全局が決着後「それにしても将棋界が熱すぎる。A級順位戦史上最大規模の6者プレーオフ実現とは。。。それだけ皆の実力が拮抗しているということの証でもあり、将棋界全体の棋力レベル上昇が如実になっていることの現れともいえる。さて、挑戦権はだれの手に??」とツイートした。

 プレーオフの初戦は、久保王将―豊島八段で4日に行われる。B級1組への降級は渡辺明棋王(33)、行方尚史八段(44)、屋敷伸之九段(46)の3人。

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