ウッチャン、欅坂46との紅白コラボは直前に「何人かがもう踊れないと思う」と言われていた

スポーツ報知
2017年紅白のステージでパフォーマンス後に倒れる欅坂46の平手ら

 欅坂46の菅井友香(22)、鈴本美愉(20)、守谷茜(20)が、4日放送のNHK総合「シブヤノオト」(日曜・後5時)に出演。昨年大みそかの「第68回紅白歌合戦」でコラボしたお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良(53)と再会した。

 昨年の紅白で欅坂46は、代表曲「不協和音」を総合司会の内村とのコラボ企画で披露。だが、2度目に登場した場面でメンバーの鈴本美愉(20)が倒れ込み、センターの平手友梨奈(16)も手が震え、志田愛佳(19)を含めた3人が過呼吸のような症状となった。NHKはその後、年初の定例会見で騒動について謝罪していた。

 欅坂の3人は、収録のために同局の楽屋にいた内村を訪問。紅白のステージを振り返った内村は、スタッフからコラボ直前に「何人かがもう踊れないと思います。もしかしたら、内村さん1人でセンターに立つかもしれません」と言われたと、当時の状況を回顧。欅坂のメンバーは1度目の舞台で踊った際にすでにふらふらの状態で、そんなでの内村と合流だったという。

 内村はメンバーがステージに集まってくれたことに「すごいプロ根性を感じた。『不協和音』って曲はそれだけ思い入れが強いんだね」と3人に質問。菅井は「ダンスもハードなんですけど、歌詞も強くて、気持ちを入れるとすごく体力をつかう。紅白にかける思いはみんな強かったので、気合い入れてやっていました」と振り返った。

 また、内村はステージでセンターの平手に「大丈夫?」と声を掛けていたことについて、「本当に『大丈夫?』って聞いたんです。最後までなんとかみんな頑張ってほしいっていう気持ちをこめて、とっさに出ました。隣で踊っているとき、ふらっふらだったから、あの怒濤(どとう)の現場はあそこに立った者しか分かりませんよ。みんなすごかった」と欅坂のメンバーをたたえた。

 菅井は「メンバー一同。内村さんに感謝をしていて、大好きだって話をしている。ちゃんとお礼を申し上げたいと思っていた」と打ち明け内村に感謝。内村は「できた子たちだよ本当に。泣いちゃうよ」とテンションを上げて喜び、続けて「『ガラスを割れ!』いいよな」と、7日にリリースされる欅坂46の6枚目のシングル「ガラスを割れ!」を持ち出すと、「いかにも俺にやってくれみたいな感じで、またどこかで勝手に踊っていると思います」とニヤリ。今後のコラボに3人と意気投合していた。

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