小倉智昭氏、万引き逮捕の女子マラソン原裕美子容疑者に「もしもオリンピックに行っていたら…」

スポーツ報知
小倉智昭氏

 6日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、元女子マラソン日本代表として活躍した原裕美子容疑者(36)が、2月に群馬県のスーパーで菓子などを万引きしたとして窃盗罪で逮捕・起訴されたことを報じた。

 昨年にも足利市内のコンビニで化粧品や食料品を万引きしたとして、執行猶予付きの有罪判決を受けていた原容疑者。前回の逮捕時にも「残念なニュース」と語っていた小倉智昭キャスター(70)は「僕この人、忘れられないランナーでね。名古屋国際、大阪国際女子と勝って、2度世界陸上に行って、メダルは取れなかったけど、団体で最初は銀、次が銅。そのメダルを取った立役者だった」と振り返り「ただ、北京オリンピックの予選でレースに出られずオリンピックに行けなかった。もしもオリンピックに行っていたら活躍する可能性もあった。そうするとこの人の人生変わっていたのかなと思うんですよね」とうなだれた。

 起訴状によると、原容疑者は2月9日午後8時45分ごろ、キャンディー1袋など3点(販売価格計382円)を盗んだとしている。小倉キャスターは「今までのの全ての実績をこういうことで、帳消しにされる可能性がある」と残念がった。

 原容疑者は宇都宮文星女子高3年の時に1万メートルで日本選手権9位。05年名古屋国際女子マラソンで初マラソンながら優勝し、同年の世界陸上ヘルシンキ大会では2時間24分20秒で6位入賞を果たした。07年の大阪国際女子マラソンでは自己最高の2時間23分48秒で初優勝。同年の世界陸上大阪大会にも出場したが18位に終わっていた。

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