青学大・原監督、箱根不出場の1期生に感謝「彼たちの頑張りです」妻はメッセージに涙

スポーツ報知
青学大・原晋監督

 箱根駅伝4連覇の青学大・原晋監督(50)と妻の美穂さん(50)が、7日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」(水曜・後7時)が出演。原監督は「監督の監督です」と妻のサポートに感謝した。

 学生駅伝の常勝軍団となった青学大。原監督は就任5年目で箱根駅伝に初出場した。就任当時は3年契約。箱根予選会の成績は1年目16位、2年目13位、3年目16位と解任の危機。美穂さんは当時を振り返り「私も3年間一緒にやってきて、ここで終われない。土下座してでも何でも。1年でもいいから、無給料でもいいから延長を」と監督の背中を押した。「ただ1期生だけは、箱根駅伝に出場させられなかった」と後悔の念を明かした。

 原監督も「もっといい対応(練習)が出来たのではないか、自責の念というか」と1期生への心残りを明かした。

 1期生の主将・檜山雄一郎さんがVTRで出演。予選会に負けた心境について「悔しかった。来年必ずかたきは取るといってくれていたので、それに懸けていた。後輩たちが僕らの悔しさを晴らしてくれた」と当時を振り返り、「つらい時期で(箱根に)出場出来なかったっていうのも『僕らの中では宝物』。僕たちはあの時期があったからこそ、今の自分たちがいると同期で話をしている。今まで通り明るい美穂さんでいてください」とメッセージを送った。

 その言葉に「ああいう風に思ってくれたらよかった」と美穂さんは涙。原監督は「1期生、歴代の学生たちが、ああいう風に思ってくれた積み重ねで、今の青山学院陸上部の明るさが出ている。苦労した分、跳ね返りが大きかった。(1期生の)彼たちの頑張りです」と1期生に感謝した。

 また、妻の仕事ぶりについて「一般的な管理人ではありません。教育者です」と話した上で、寮母15年の経験から選手への的確なサポートに感謝。原監督は「監督の監督ですから」と妻を持ち上げていた。

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