喜多ゆかりアナが復帰「出産は壮絶で、怖いものはありません」

スポーツ報知
喜多ゆかりアナ(中央)の復帰を、くす玉を手に祝う岡田圭右(右)、たむらけんじ

 2016年12月に第1子の女児を出産し、産休・育休を取っていた朝日放送・喜多ゆかりアナウンサー(36)がこのほど、テレビ収録で仕事復帰した。大阪市福島区の同局スタジオでABCテレビ特番「大阪人の謎カル“チャー”」(31日・後2時30分、関西ローカル)の収録に参加。終了後に復帰報告会見を行った。

 2016年10月に出産に備え「おはよう朝日です」を卒業し、産休・育休を経た喜多アナは「1年半ぶりに帰ってまいりました。出産は壮絶で、その痛みを乗り越えてきたので、怖いものはありません」と、少々細身になったものの元気いっぱい。

 レギュラー番組などは未定だが「まずは、ニュースをしっかり読めるように。赤ちゃんには単語での語りかけが多いので、言葉を紡いで…」と、休養前と同じように速射砲のように畳みかけると、MCのたむらけんじ(44)は「何のお変わりもなく」。ますだおかだ・岡田圭右(49)は「必要以上にパワーアップしている。フルモデルチャンジして性能が上がってるよ」と、あきれ笑いで復帰を祝った。

 テレビ画面に再登場するのは、すでに2月にロケを終えた東京五輪に向けた特番「東京タイマー 2020」(25日深夜12時50分、関西ローカル)となる。「ロケ時間が8時間あって、その時間、お乳が張っても授乳ができない。そこで、キャベツの一番外側の葉をブラジャーに入れて胸を包むんです。じょじょに冷却されて、胸の張りがおさまるんですよ」と“キャベツブラ”で乗り切ったことを明かした。

 取材後の写真撮影の際には「母乳ピュ~」というかけ声もかけるなどノリノリで、岡田は「アナウンサーを超えたエンターテイナー。芸人なのに、喜多ゆかりには、ちょっとあせる」と苦笑い。たむけんは「朝日放送としては素晴らしい人が戻ってきたのでは」と話した。

 フリー転向の可能性について聞かれると、喜多アナは「こう見えても小心者。ずっと同じようなポジションでいるのが好き。ABCの社員として60歳までこのテンションでいようかな」と骨をうずめる覚悟。番組にゲスト出演したフリーの川田裕美アナ(34)に対して「いい子だし、技術もあるけど、あの子は出過ぎ」と、ライバル心を燃やしながら「川田さんは東京に行ったけど、私には大阪しかない」と話す場面もあった。

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