妻夫木聡、「尊敬する女優」竹内結子との共演に「勝ったな、と思った」

スポーツ報知
完成披露試写会に出席した(左から)新井浩文、妻夫木聡、竹内結子、芳根京子

 俳優の妻夫木聡(37)、女優の竹内結子(37)が12日、都内でWOWOW連続ドラマ「イノセント・デイズ」(18日スタート、日曜・後10時)の完成披露試写会に出席した。

 発行40万部を超え、15年に日本推理作家協会賞を受賞した早見和真氏の同名サスペンス小説を実写化。清掃員・佐々木慎一(妻夫木)が、幼なじみの女性確定死刑囚(竹内)の執行が迫る中で無実を信じて調査を進め、意外な真実にたどりつく姿を描く。作品の企画から携わった妻夫木は「感無量です。本当に形になったんだなと、夢みたいです」と笑顔を見せた。

 もともと原作ファンだった妻夫木が16年秋、親交があった早見氏に「僕に原作を預けていただくことはできませんか?」と電話で出演を懇願して、実写化が実現した。「映画化が何度も頓挫したと聞いて、すぐ電話した。ハイエナみたいに横取りした感じになった」と苦笑い。竹内から「妻夫木さんがハイエナのようにこの企画を取ってきてくれたことをうれしく思う。どうもありがとう」と感謝された。

 2人は、2002年のフジテレビ系「ランチの女王」など何度も共演。妻夫木は「結子ちゃんが出てくれてうれしかった。この作品は『勝ったな』という気持ちで安心できた。尊敬してる女優さんだし、昔から信頼している方です」。20歳の頃から共演してきただけに「歳、取っちゃったね」と語ると、竹内から「歳は重ねた、と言おう」と訂正されていた。

 このほか、新井浩文(39)、芳根京子(21)、早見和真氏、石川慶監督が出席した。

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