大塚千弘＆山下リオが故郷で初の姉妹２ショットを披露「一番最初が徳島で良かった」

　女優の大塚千弘（３２）と山下リオ（２５）の姉妹が１７日、故郷・徳島市の徳島市あわぎんホールで開催中の「徳島国際映画祭」（１８日まで）に、それぞれの主演映画の舞台あいさつで出席し、初めての姉妹２ショットを披露した。

　主演ショートムービー「ジョニーの休日」（大塚）、「あの空の向こうに」（山下）が、同日の同時間帯に上映されたことで、マスコミの前で初の“姉妹そろい踏み”が実現した。

　３姉妹の長女と三女。これまで姉妹であることはほぼ公言しておらず、大塚は「２人を呼んでもらえたのも縁だなと。感謝しております」。山下は「不思議な感じです。一番最初が徳島で良かったなと思います」と笑顔で話した。

　この日のイベントに備えて、むくみを取る対策のため、母親と３人で地元の銭湯に行ったといい、大塚は「サウナで汗をかいてきました。私たち銭湯が本当に好きで、東京でも２人で行きます」と日常の姉妹の仲良しぶりを明かした。それだけに公の場での２ショットを大塚が「まあ、家と一緒だな、と」。山下は「私は一緒ちゃうよ！」と突っ込むなど、息ぴったりなやりとりを展開した。

　仕事面では、舞台経験が豊富な姉について山下が「舞台に立っている姉が本当に好きで。いつまでも変わらず憧れの存在」とリスペクトすると、大塚は「私は妹が出ている映像を見るのが好き」。山下の自宅に合鍵を使って入り、妹の出演作のＤＶＤボックスを、こっそり持ち帰ったこともあるという。将来的な映画や舞台などでの共演に、大塚は「姉妹の役とかやってみたい」と明かした。

　大塚の「ジョニーの―」は昨年に劇場公開済み。山下の「あの空の―」は、南あわじ市（兵庫）・鳴門市（徳島）・東かがわ市（香川）をめぐるサイクリングコース「ＡＳＡサイクリングツーリズム」とのコラボした作品で、この日が初お披露目となった。ロードバイクを通じた恋模様が描かれ、ヒロインの山下は「一緒に自転車に乗ったような爽やかな気持ちになれると思います。ほんの少しでもいいので、心の中で力が湧いてくる映画になっているといいですね」とＰＲした。