松岡茉優、体調不良訴え舞台休演　三谷幸喜氏が台本持ち黒子姿で代役

　女優の松岡茉優（２３）が１９日、体調不良のため、東京・新橋演舞場で上演中の舞台「江戸は燃えているか」（三谷幸喜作・演出、２６日まで）の夜公演の出演を見合わせたことが同日、分かった。

　松岡は勝海舟（中村獅童）の娘・ゆめ役。関係者によると、昼公演中に体調不良を訴えたという。そのままやり終えたが、カーテンコールには登場しなかった。夜公演では開演前、三谷氏が観客に松岡の休演を説明。自ら台本を持ち、黒子姿で代役を務めた。

　別の関係者によると、松岡は、都内の病院で点滴を打ち、回復に向かっている。２０日の公演は通常通り出演する予定だ。

　同作は江戸城無血開城を巡る幕末群像喜劇で、三谷氏が新橋演舞場で手がける初演出作。松岡昌宏（４１）が勝の“替え玉”となる庭師・平次役を演じている。