鈴木福くん、鈴木梨央ちゃんが巨匠からラブコール「君たちを撮りたい」

スポーツ報知
手を振る(左から)鈴木福、トッド・ヘインズ監督、鈴木梨央

 子役俳優の鈴木福(13)と鈴木梨央(13)が20日、都内で行われた映画「ワンダーストラック」(4月6日公開、トッド・ヘインズ監督=57)の監督来日イベントに出席した。

 居場所を失った12歳の少年と少女が大切な人を探しに大都会ニューヨークへの旅に出て、初めてぶつかる人生の壁を越えようとする感動作。「キャロル」「エデンより彼方に」「ベルベット・ゴールドマイン」などで知られ、20年ぶりに来日したヘインズ監督を主人公2人と同世代の鈴木コンビが出迎えた。

 2011年に芦田愛菜(13)と共演したフジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」の主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」で人気者となった福くんは、なんと英語で「これからも俳優を続けていきたいんですけど、いちばん大切なことってなんですか?」と質問。監督は「もう答えは知っているはずさ。あなたはもういっぱい演技をしている。いろんな役に情熱を持ってチャレンジして」とアドバイスした。

 一方、13年の日本テレビ系「Woman」で満島ひかりの娘役を演じて話題となった梨央ちゃんは、手話を交えて「幸せになるには勇気が大事なんだっていうことを映画で知りました」とメッセージを送ると、巨匠は「ビックリしたよ。(感動に)打たれたよ」とウルウル。4月から中学2年生になる2人の思わぬ歓迎ぶりに「日本版リメイクを2人で撮りたいです!」とラブコールを送っていた。

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