ビートたけし、「週刊文春」で新作小説「大人のメルヘンとして読んで貰えたらありがたいな」

スポーツ報知
ビートたけし

 文藝春秋は21日、「週刊文春」3月29日号(22日発売)でタレントのビートたけし(71)の書き下ろし小説「ゴンちゃん、またね。」を一挙掲載すると発表した。

 同作は、昨年話題を呼んだ恋愛小説「アナログ」以来の新作の書き下ろしで枚数は400字詰め原稿用紙80枚相当という。さらに掲載にあたり、たけし自ら描いた挿絵2点が入る。

 たけしは今回の作品について「書くきっかけは、ガキの頃、初めて飼った野良犬のチビの思い出があったからですね。お袋から棄ててこいと言われて、棄てるんだけど必ずウチへ帰ってくる。最後に町外れまで連れてくと、俺が迷子になっちゃった(笑)。チビが家まで無事に案内してくれたんで、お袋も『なんて頭のいい犬だ』なんてね。結局、飼い方も知らなかったんで満足に世話できなかった。犬の思い出と現代人の孤独が繋がった時に作品が生まれたと思う。こんな時代だし、大人のメルヘンとして読んで貰えたらありがたいな」とのコメントを寄せていた。

芸能

×