トータス松本が大阪天満宮ライブ　ウルフルズの３人態勢「新番組でディスカッションを」

　ロックバンド「ウルフルズ」のボーカリスト・トータス松本（５１）が２２日、大阪市北区の大阪天満宮で、奉納フリーライブを開催した。

　配布後３０分でなくなった優先入場券で会場入りした４００人を含む、約８００人のファンの前で「手がかじかむ」と寒さと戦いながら、アコースティックギターを手に「バンザイ～好きでよかった～」など３曲を熱唱した。

　同所では「ＦＭ８０２」の「ＭＵＳＩＣ　ＧＵＭＢＯ―ＳＵＮＤＡＹ」のレギュラーを務めていた１９９６年にウルフルズで行って以来、２２年ぶりの奉納ライブ。バンド結成３０周年を記念して、「８０２」のグループ局である「ＦＭ　ＣＯＣＯＬＯ」で自身がＤＪを務める新番組「Ｇｏｔ　Ｙｏｕ　ＯＳＡＫＡ」（４月１日スタート、日曜・後２時）を発表し、ファンを喜ばせた。

　「―ＧＵＭＢＯ」（９６～９７年）以来２１年ぶりの大阪でのラジオレギュラー番組。日曜の昼間の２時間生放送に「大阪から何かを発信したいという願いがかないました。まったりした時間帯かもしれませんが、ガチャガチャと、にぎやかにしたい」とアピールした。

　ウルフルズは２月に、ギタリストのウルフルケイスケ（５２）がバンド活動を休止してソロ活動を行うことを発表したばかり。ライブ終了後、トータスは、今後の３人態勢について「番組でディスカッションするのもいいかな。賛否を含めて、みんなどう思っているのか。不器用だけど、正直な番組にしたい」。当面はギタリストの不在が課題になるが「今さら新メンバーはもういいかな」と話していた。