100点満点で詰将棋選手権V4の藤井聡太六段「今年はまったく自信がなかった」

2018年3月25日17時24分  スポーツ報知
  • 詰将棋解答選手権のチャンピオン戦で史上初のV4を決め、賞状を手にする藤井聡太六段

 25日に全国3会場で開催された「第15回詰将棋解答選手権」のチャンピオン戦を100点満点で制し、大会史上初の4連覇を達成した藤井聡太六段(15)が名古屋会場で会見した。

 2011年に初参加し、小学6年だった15年からのV4。「毎年楽しみで参加しているので、プレッシャーはなかった。今年も素晴らしい作品に出会えてうれしく思います」と、詰将棋の作者に感謝した。「来年もぜひ出たい」と5連覇を目指す意向だ。

 谷川浩司九段(55)ら一流プロから、奨励会員、アマなど過去最多105人が参加した。「最近、たまたま(詰将棋を)解くことがなく、どうかなという不安もあった」「今年はまったく自信がなかった」と話したが、結果はただ一人の100点満点。全問正解は15年の初優勝時以来、自身3年ぶりだった。

 大会は各90分間の2ラウンド制(5問ずつ)で、藤井六段は第1ラウンドを55分で終了して会場の外に。4問までは20分で解答したが「特に5番(5問目)が難しかった」。第2ラウンドは、関係者によると51分で終了したが、会場内で時間いっぱい入念にチェックしていたという。関係者が“ラスボス”と称する最難問の10問目も「難解でしたが、時間的に余裕があったので、変化を確認できた。だいたい合っているかなと思いました」と振り返った。

 詰将棋については「最近は上達法としてはやっていないですが、三手、五手詰みで始めた頃はたくさん解いて、基礎になったと思います」。22日の公式戦で元竜王の強豪・糸谷哲郎八段(29)をたたみ込んだ寄せを実行委員長の柳田明氏(61)から称賛されると「あのような詰みが実戦で見えるのは、なかなかないケース。ああいうのが見えると気持ちいい」と笑顔で話した。

 準優勝は、2004年の第1回からの3連覇など6度の優勝経験がある宮田敦史六段(36)で、94点だった。

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