マツコ、認知症の人の「徘徊」に代わる言葉を提案「代えたほうがいいって言葉ってある」

スポーツ報知
マツコ・デラックス

 タレントのマツコ・デラックス(45)が26日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・後5時)に出演し、認知症の人に向けて言われる「徘徊(はいかい)」という言葉について言及した。

 番組では認知症の人々が外を歩いて迷うことを「徘徊(はいかい)」と呼ぶことに、認知症の人にとって抵抗があることを紹介。「散歩の目的で出たら、家が分からなくなった」「帰ることを意識していた」などの声があがっており、行政でも「道に迷っている」と言い換えているという。

 マツコは「自分の番組で“徘徊(はいかい)”って言葉を使っているんだけど、当てもなくさまよい歩くという意味なのよ。確かに認知症の人が家を出る瞬間から何も考えずに家を出ているかっていうと、何かをしようと思ってしているから、確かに違うわよねって話」と理解を示した。

 言い換えの言葉について問われると「何がいいんだろう。子供が迷うのが“迷子”だから。迷う人って書いて“めいじん”っていうのはどう。ヨッ!迷人(めいじん)!って」と提案。MC・ふかわりょう(43)は「何か小林製薬の商品みたいですね」と突っ込みをいれた。

 すっきりとした言葉が浮かばなかったマツコは「ちょっとぴったりな言葉がないから…。でも代えなくていい言葉と代えたほうがいいい言葉ってあると思うの。認知症の人は、(昔は)『ぼけ老人』って言っていたけど、これだけ(時間が)たってたどり着いてもう(ぼけ老人と)言わなくなっている。自然にみんな『認知症』って言えるようになったから、代える方がいい言葉だったんだと思う」と語った。

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