有働アナ、「あさイチ」最後の生出演で声が出ない…「こんな大事な日に」

　３０日放送のＮＨＫ総合「あさイチ」（月～金曜・前８時１５分）でメーンキャスターの有働由美子アナ（４９）とアイドルグループ「Ｖ６」井ノ原快彦（４１）が最後の出演を果たした。

　番組冒頭で連続テレビ小説「わろてんか」の最後の朝ドラ受けで井ノ原が「明日最終回ですよ。ねぇ有働さん」と振ると、なぜか有働アナは黙ってうなづいた。「どうしたんですか？何でしゃべんないんですか？」と突っ込むと柳澤秀夫解説委員（６４）が「ボク言おうか？ちょっとね、声出ないんです」と暴露した。

　これに有働アナはかすれ声で「出る」と声を振り絞り「やろうと思えば出来るんだけど、この後のナレーションは」とナレーションができないことを訴えた。これに柳澤氏が「ちょっと酒焼けしている？」と突っ込むと有働アナは「こんな大事な日に」とうなだれた。

　井ノ原は「これでもね、頑張って５日間、お酒抜いているんですよ」とフォローすると有働アナは「そうよ、そうよ」とうなづいたが、「昨日ちょっと引っかけちゃった」と２人から暴露され「あなたたちのせいよ。何とか頑張るけれど、８時５５分まで」と明かし、井ノ原が「きょうボクナレーションやりますから」とフォローしていた。

　番組では来週から司会を務めるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸（４７）と博多大吉（４７）と近江友里恵アナウンサー（２９）が出演。大吉から「なんでこの最後の最後で声出ないんですか？有働さん、びっくりした」と突っ込むと井ノ原が「いやぁ、でも、なんなんすかね。この引きの強さなのか。むちゃくちゃ面白いじゃないですか」と笑い、有働アナは両手を合わせて謝っていた。

　この日のテーマは「引き継ぎの極意」で近江アナが「人生最大の引き継ぎに直面していて」と明かすと「嫌でしょ？有働から引き継ぐの？」と自虐的なジョークでスタジオを笑わせていた。