亀田興毅氏、1試合のみの復帰戦でポンサクレックと対戦へ

スポーツ報知
亀田興毅氏

 プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅氏(31)が31日、1試合限りの復帰戦でポンサクレック・ウォンジョンカム(40)=タイ=と対戦することがインターネットテレビ局「AbemaTV」の番組で発表された。試合は5月5日、後楽園ホールで行われる。

 興毅氏は03年にプロボクサーとなり、元WBA世界ライトフライ級、元WBC世界フライ級、元WBA世界バンタム級の3階級を制した。15年10月に河野公平に敗れ現役引退した。

 興毅氏は1月1日、インターネットテレビ局「AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負」で「最後やり残したこと、やらなければならない試合があるんじゃないか」と語り、現役に復帰する意思を表明していた。

 ポンサクレックとの対戦を発表した後、興毅氏は「自分が初めて負けた相手。ボクサー亀田興毅の歯車が完全に狂った試合。きっちり借りを返さないといけない。前回は判定で負けたが、今回は完全なるノックアウトで仕留めて完全決着つけようという気持ち」と改めて決意。「聖地後楽園ホールで戦える。ボクサー冥利に尽きる。このリングの上で完全KOしてボクサー亀田興毅に終止符を打つ」と力強く語った。

 また、WBC世界フライ級王座17回防衛を誇り、数々の日本人ボクサーを倒してきたポンサクレック氏は「オファーを受けてとてもうれしく思った。絶対負ける気はしない。最後の戦いだと思って挑んできてください」とネット中継で興毅氏に向けメッセージを送った。

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