大助・花子の紫綬褒章受章記念イベントで桂文珍しみじみ「よくここまでもった」

スポーツ報知
紫綬褒章受章記念イベントで、今くるよ(左)に花束を贈られ、感激する宮川花子(右)と宮川大助(中央)

 夫婦漫才コンビの宮川大助(67)・花子(62)の紫綬褒章受章記念公演イベント「ベストマイワイフ」が1日、大阪・なんばグランド花月で開催された。花子は「紫綬褒章に恥じない、『ああ、よかったな』と思っていただけるような受章にしたい」と、さらなる精進を誓った。

 夫婦漫才師では初の快挙を、先輩の桂文珍(69)や今くるよ(年齢非公表)らが祝福。和牛や尼神インターら若手の人気漫才コンビも駆けつけた。

 花子は冒頭のあいさつで、最近、「大助・花子さんが今、M―1グランプリに出たら?」とよく聞かれると話し、「絶対に無理。マラソンで言うたら、ここに並んでいる皆さんは2時間6分を切るメンバー。私たちはどう考えても2時間25分ぐらい。一緒の舞台には立てませんけど、年齢がいった分だけの舞台をお披露目したい」と話した。

 受章記念漫才は紫綬褒章にちなみ、ともに紫色の衣装を着て披露。客席を沸かせた。トークコーナーでは文珍とくるよが2人の若手時代の思い出などを回顧。1976年に大助と結婚したばかりの頃の花子から「漫才も結婚も、もう辛抱できません」と悩みを相談されたくるよは「舞台が終わったら、絶対ケンカしてた。せやけど、帰る時は仲がよかった」と笑顔。文珍も「何度も(夫婦仲が)危なかったけど、よくここまでもった」と、しみじみ話した。

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