朝ドラ「半分、青い。」21・8%好スタート 胎児から描く「一風変わったスタート」に反響

スポーツ報知
「半分、青い。」主演の永野芽郁

 女優・永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(月~土曜・前8時)が2日にスタートし、初回の平均視聴率が21・8%を記録した。3月31日に放送された前作「わろてんか」の最終回の平均20・5%を1・3ポイント上回る好スタートで、新ドラマへの期待値を反映した結果となった。

 朝ドラの初回視聴率としては「わろてんか」の20・8%から2作連続の20%大台超え。NHK総合での放送時間が現在の午前8時からに変更となった2010年「ゲゲゲの女房」以降では、2016年「とと姉ちゃん」の22・6%、2013年「ごちそうさん」の22・0%に次ぎ、2014年「花子とアン」「マッサン」の21・8%に並ぶ3番目の高数字となった。

 今作は北川悦吏子氏のオリジナル作。岐阜と東京を舞台に、失敗を恐れない鈴愛(すずめ)が七転び八起きで駆け抜ける姿を描く。ヒロインは異例の胎児(CG)から登場することも話題にとなり、ネット上では「胎児の頃から描くの斬新」「可愛い赤ちゃん」などの声が上がり、ツイッターでトレンド入りするなど反響を呼んだ。

 朝ドラの全話平均視聴率は2015年「あさが来た」の23・5%から5作連続で20%の大台超えを果たしている。「半分、青い。」制作統括の勝田夏子氏は「ヒロインの胎児時代から始まるという一風変わったスタートではありましたが、この先もどんどん魅力的なキャラクターが動き出し、コメディーの中にも心に残るシーンが次々と登場していきます」としており、物語の行方とともに視聴率もどこまで伸ばすか注目される。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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