横山だいすけ、子供のために“変顔”に挑戦 メジャーデビューシングルのジャケットで

スポーツ報知
「笑顔をあつめて」でメジャーデビューする横山だいすけ。キッズ盤に使われる“変顔”写真

 昨春NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんを卒業したタレント・横山だいすけ(34)が、シングル「笑顔をあつめて」(5月23日発売)で大手レコード会社「ソニー・ミュージックレーベルズ」からメジャーデビューすることが4日、分かった。

 「僕の歌で、日本全国を笑顔でいっぱいにしたい」。昨年8月に発売された映画「くまのがっこう&ふうせんいぬティニー」の主題歌「さよならだよ、ミスター」を務めたことをきっかけに、あらためて歌に対する強い思いを抱いたという。

 スタッフと話し合いを重ね、楽曲には「いつも笑顔でいたいと思う気持ちと、みんなが元気になってくれたらという気持ち」を込めた。曲調は壮大なミディアムバラード。伸びやかな歌声が印象的で、そっと背中を押され、新しい一歩を踏み出したくなるようなナンバーに仕上がった。

 メジャーデビューに、横山は「実感があまりないというのが正直なところ。歌が好きで、子供が好きで、歌のお兄さんを目指しました。歌うことが喜びであり、幸せ。より多くの人に届けられたら」。キッズ盤、スマイル盤の2種類を発売し、キッズ盤のジャケットには、歌のお兄さんで培った経験を生かして“変顔”の写真を使用する。「子供たちとのコミュニケーションの一つとして、変顔をしたら喜んでくれた。ジャケットもプッと楽しく笑顔になれるものがいいと思い、挑戦してみた」と理由を語った。

 14、15日のセルフプロデュースライブ(大阪・大阪城ホール)で新曲を初披露する予定。声優を始め、舞台やドラマなどマルチに活動するが、「分野にこだわらず、いろいろなことに挑戦して可能性を広げていきたい」と意気込んだ。

 ◆横山 だいすけ(よこやま・だいすけ)1983年5月29日、千葉県生まれ。34歳。国立音大音楽学部声楽学科卒業後、劇団四季に入団し「ライオンキング」などに出演。08年から番組史上最長の9年間、NHK「おかあさんといっしょ」に出演。趣味は映画鑑賞、お風呂、散歩。

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