横山だいすけ、亡くなった高畑監督に「ファンとしてただただありがとうございました」

スポーツ報知
「ジブリの大博覧会〜ナウシカからマーニーまで〜」のオフィシャルサポーターを務める横山だいすけ

 「ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで~」が7日、兵庫県立美術館で開幕し、オフィシャルサポーターを務める歌手で俳優の横山だいすけ(34)が神戸市中央区にある同美術館を訪れた。

 ジブリが大好きというだいすけお兄さんは、大阪・あべのハルカス美術館で開催された「ジブリの立体建造物展」に続きオフィシャルサポーターに就任。「子どもは純粋に楽しめるし、大人になると『ジブリの人たちはこういう思いで映画を作りたかったのかな』ということが分かって深いなあと感じる」と見どころを語った。

 宮崎駿監督とともにスタジオジブリを設立し二人三脚でジブリアニメを支えてきた高畑勲さん(享年82)が5日に死去。「直接面識はありませんが、すばらしい作品を世に残して下さった。一ファンとしてただただありがとうございましたという気持ち」としのんだ。

 高畑さんが手がけたアニメ映画では「かぐや姫の物語」(2013年)が印象に残っているといい「今までのジブリ作品とはまったく違って、絵が動いているような、美しさとか不思議さが心に残っています」と話していた。

 同展は、スタジオジブリ設立からの30年の歩みを体感できる企画展。当時の映画のポスターや原画を中心に、未公開の貴重な資料なども展示される。関係者によると、高畑さんの追悼コーナーなどを設ける予定はないが、5月15日に予定されるお別れの会では「なるべく皆さんに喜んでいただけるようなものをこれから考えたい」としている。

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