横山裕「すばるが抜けた関ジャニ∞は想像付かなかった」…会見でのメンバー反応

スポーツ報知
会見する関ジャニ∞(左から)渋谷すばる、錦戸亮

 人気グループ「関ジャニ∞」は15日、都内で会見し、リードボーカルの渋谷すばる(36)が18年末をもってジャニーズ事務所を退社することを発表した。会見にはけがで自宅療養中の安田章大(33)を除くメンバー全員が出席した。関ジャニ∞メンバーの反応は以下の通り。

 ―どんな言葉で引き留めたのか

 ◆横山裕

 正直、すばるが抜けた関ジャニ∞は想像付かなかった。すばるが歌で仕事を一生懸命にやっていたり、歌に命を懸けてやっていたことも知っていた。僕たちと一緒に夢を見ることはできないのかな?、と。いろいろな思いを伝えましたけど、そんな中途半端な思いで、すばるは(僕らに)言うようなヤツじゃない。中途半端に生きているヤツでもない。「こいつら面倒臭いな」というぐらいに(思いを)伝えたと思う。みんなが思うように、男として決断したことだから、俺たちも下をむいてちゃいけないという思いだった。

 ◆丸山隆平

 好きすぎて何も言えなかったです。グループっていいですよね。みんなで思っていることを話してくれるから。みんな、同じようなことを思っているなと実感できた機会でもあった。面と向かって話せない部分を、夜中に(メールで)文章を送った。読み返すのも恥ずかしくらいに、(僕の渋谷への)好きさがあふれていた。何を書いたかは思い返したくないです。2人だけで共有したい。

 ◆大倉忠義

 「関ジャニ∞にいてはかなえられない夢なのか」とか、海外でやる意味とか、「日本にいてもできるんじゃないか」とか、疑問に思ったことは全部ぶつけました。「自分の人生が―」って言っていたけど、(メンバーの)一人が自分の人生っていうことで辞めた時、「僕たちの人生は変化するわけで、その上での決断なのか」という質問をしました。「申し訳ないけど、自分の人生を優先させてもらった」と。僕らのことを考えた上での決断だと聞いたので、言うことはなかったです。

 ◆錦戸亮

 ホンマにこいつらしつこいなと思うぐらい、みんな必死でどうにか(脱退を)止められないか考えた。冷静に考えた時に、すばる君自身が現在どういう状況にいて、どういう恵まれた環境にいるかを分かった上で決断した。もう何も言えなかった。背中を押すしかないと思った。モチベーションがそっちにあるなら、一人の男の人生を止める権利はないのかなと思いました。

 ◆村上信五

 話を聞いた時の第一声は「何でや」でした。(頭が)追い付いていかないですし、ちょこっと聞いて「それは嫌や」ですよね。「何でや」と「嫌や」しかなかった。話を進めていくうちに、こうなることなんてきっと考えていたでしょうし、スタッフに迷惑をかけることも、ファンのこと、メンバーのことを考えた上で、腹くくってんねんなと。皆さんから頂いた質問も、僕らは何度もぶつけた質問。僕は旧知の仲でもあったし、地元も近い所で育って同世代。「メンバーとして、もちろん嫌やで。そこまで言うのであれば、幼なじみとしては頑張って来い」と言うしかない思い。それを言うてくれたんで、それしかない思いでした。

 ―説得してもダメだ。背中を押そうと思ったのは

 ◆村上信五

 話というより(渋谷の)目ですね。みんなで話をした時も「本当に、本当に、本当に、本当に、本当にこれで最後やで。本当の本当の本当に、決断やでね」って。これを言ってしまうと、すばるの返事を聞いて、うなづいてしまえば終わってしまう。それでも、みんなの前で何も発せず、クビを「うん」と。曇りなく。多くを語らずして、悟った所もありますかね。

 ―全員で記者会見をやる意図と思いは

 僕としては、こんな場を設けて頂いて、自分の勝手な決断を、こんな場でしゃべらせて頂いてありがたい気持ちです。メンバーも一緒に立ってくれている。ありがたい気持ちです。

 ◆横山裕

 僕たちの声でファンに伝えなきゃいけないと思いましたし、何よりすばるを送り出さないといけない決意が大きいと思います。

 ◆丸山隆平

 第一はファンのため、ですね。当然のことかなと思う。何かとね、会見をした方が分かりやすいじゃないですか。こういう(会見の形で)お届けするのは。グループとしての誠意かなと思う。

 ◆大倉忠義

 何ででしょうか―。僕は最初(会見は)嫌だったんですけど、でも、ファンの方のためを思ってという思いと、勝手な決断をしたすばる君のことを嫌いになれなかった(から)。こういう所でどういう発言をするか、隣で聞いていたかった。

 ◆錦戸亮

 何でしょう…。この知らせを聞いたファンの方々はショックを受ける方もいらっしゃると思う。僕たちも最初はそうだった。それよりも門出の日という、そっちの思いの方が強い。

 ◆村上信五

 いろいろな理由があるけど、すばるも大変ですよね。僕らも大変ですけど。ファンの方々が一番、心の整理をするまでに時間が掛かると思う。その中で、すばる君が自分の口で話すことが一番だと思う。コメントだけでは伝わらない部分もたくさんある。口下手な男を一人で立たせてもうたらと心配なこともありますから、全員で立たせてもらおうということになった

 ―7月に控えた全国ツアーに向けた意気込みを

 ◆村上信五

 曲もそう、セットリストもそう。すばるが歌った所をどうするか。僕とか、横(山)が歌った時に笑われないようにしないといけない。歌も表現の一つ。僕らなりにベストを尽くして考えた上で、皆様に届けた時に、6人でもやっていける姿を提示できるのが最善かと思う。

 ―(冒頭で)横山君泣いてましたけど

 ◆横山裕

 泣いてないです。

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