スピルバーグ監督、最新作は「日本に合っている」13年ぶりに来日

スポーツ報知
13年ぶりに来日しファンと交流するスティーブン・スピルバーグ監督

 映画「ET」や「インディ・ジョーンズ」シリーズなどで知られるスティーブン・スピルバーグ監督(71)が18日、東京・歌舞伎町シネシティ広場で行われた映画「レディ・プレイヤー1」(20日公開)ジャパンプレミアに登場し、13年ぶりに来日した。

 この日、午前中まで雨模様だったが、イベント前には晴天に。肌寒さが残る中、監督はファンサービスを約45分とたっぷり行い、客席からは「I Love You」など声援が飛び交った。

 環境汚染などが進行した2045年の荒れた世界が舞台。仮想現実世界「オアシス」を巡る死闘を描いた。監督は「日本には良く来ていたけど、久しぶりになりました。とてもパーソナルな作品なので自ら紹介したかった」と話し、「日本人は皮肉を言う人が少ない。この映画は僕の作品で一番皮肉がないので日本に合っているのでは」とアピールした。

 同作にはキティちゃんを始め、日本のキャラクターが多数登場。監督は「アニメに出会ってから日本のポップカルチャーに魅了されています」という。日本映画で初めて見たのは東宝作品の「ゴジラ」だと告白し、「完全にジュラシック・パークはそれをもとに作った」とニヤリ。「本作にはメカゴジラが登場し、オリジナルのゴジラの曲もかけさせていただきました」。ゴジラへのリスペクトに会場から拍手が起こった。

 この他に俳優の森崎ウィン(27)らが登場した。

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