テレ朝・宇賀なつみアナ、財務省セクハラ問題で自局に憤り「テレビ朝日の対応は良くなかった」

スポーツ報知
テレビ朝日・宇賀なつみアナウンサー

 テレビ朝日の宇賀なつみアナウンサー(31)が20日放送の同局系「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜・前8時)にアシスタントとして生出演し、18日に事実上更迭された福田淳一・財務省事務次官(58)からセクハラ被害を受けていたとして、テレビ朝日の女性記者が週刊新潮に音源などを持ち込んだ問題について、同局に憤りを見せた。

 女性記者は1年半ほど前から数回、取材のため福田氏と1対1で会食をする機会があったが、そのたびにセクハラ行為を受けていたため、自衛手段として発言内容を録音するようになったという。今月4日にも福田氏から連絡を受け1対1での飲食の機会を設けたが、セクハラ発言が多数あったため、発言を録音。後日、上司に相談し、行為を報じるべきだと申し出たが「本人が特定されるおそれがある。報道は難しい」などと諭され、同局で放送することはなかった。

 宇賀アナは「そもそもセクハラ被害って家族や友人にも言いづらいこと。それを上司や会社に言うのはすごく勇気がいったはず。その時点でのテレビ朝日の対応は良くなかった」と自局の対応に疑問を呈していた。

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