元日本代表・森岡隆三の第二の人生「今は働き出してから一番低い」

スポーツ報知
森岡隆三氏

 21日放送のTBS系「バース・デイ」(土曜・後5時)では、2002年日韓W杯で主将を務めた元サッカー日本代表でJ3ガイナーレ鳥取の監督を務めている森岡隆三氏(42)の過酷な環境での第2の人生を追った。

 33歳で現役を引退した森岡は、2015年から京都サンガのU18監督に就任。2年目にJリーグユース選手権大会で3位に入賞するなどの結果を残し、17年から鳥取の監督に就任した。

 J1クラブからコーチ就任を打診され、現在よりも年俸が倍以上だったか、迷いなく鳥取の監督を選んだと話す森岡、その理由を「今は人生で働き出してから一番低いですよ。お金のためにサッカーをやっていたかって言われたらそうではない。人が少ない。J1のクラブと比べたら規模が小さい。そんなのは大事なことじゃなくって。チャレンジのしがいのある環境でやらせてもらっている楽しさの方が優ってる」と明かした。

 監督自ら雪かきをしグラウンドを整え、オフはネットカフェで戦術分析。市役所の玄関前では選手と一緒に試合のビラ配りを行うなど過酷な環境の中、17年シーズンは11連敗と地獄を味わい最下位に終わった。18年シーズンではJ1G大阪で活躍したフェルナンジーニョ(37)を獲得するなど、チームを強化。7節を終え首位を独走している。(4月21日現在)

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