福山雅治、全国ツアー広島公演でコナンと再会

スポーツ報知
広島市内でライブを行った福山雅治。3月のラジオ放送以来、1か月半ぶりにコナンと“再会”した

 全国アリーナツアーを開催中の歌手で俳優の福山雅治(49)が21日、広島市の広島グリーンアリーナで単独公演を行い、22曲を熱唱した。

 「真実は、いつもひとつ!」。ステージに上がった「名探偵コナン」の人気キャラクター・江戸川コナンと息の合った決めセリフ。普段のライブでは見られない、ほほ笑ましい光景に、会場は優しく温かな空気に包まれ、7700人から大歓声が上がった。

 劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」の主題歌「零―ZERO―」を歌う福山。徳島公演のため欠席した今月14日の同映画の公開記念舞台で、「コナン君、たまには地方にライブを見に来ませんか」と映像でラブコールを送ったことから、ラジオ番組での共演以来1か月半ぶりに“再会”した。

 コナン君から「もみじまんじゅう…、いやいや、主題歌を生で聴きたくて来ちゃいました」とおねだりされ、同曲を熱唱。映画は公開から8日間で興収24億円、観客動員185万人を突破し、前作「―から紅の恋歌(ラブレター)」(興収68億9000万円)を上回るシリーズ歴代最高記録が期待される。「大変な盛り上がりと熱をヒシヒシと感じている」と福山。「音楽的にも、歌詞の世界観としてもこの曲がツアーの大きなポイント。楽曲も成長させてもらっています。僕もまだ見に行けていないので、劇場で盛り上がりと熱を感じたい」と約束した。

 4年ぶりの広島公演。最高気温26・3度の同地域で、暑さを上回る熱いライブを展開した。冒頭からエンジン全開で「最高のライブを届けられるように楽しんでいきたい。一緒にびっしょりしましょう。皆さん、一緒にびっしょりしていきますよ!」。約3時間、代表曲「桜坂」をしっとりと歌いあげ、「少年」「聖域」などヒット曲も披露した。

 5月19日から大阪と東京でドーム公演(4公演)を控える。40代ラストイヤー、パワフルに一年を歩んでいく。

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