立川志らく、下村元文科相の失言に「落語家ですら分かってるのに、どうして政治家が分かんないのか」

スポーツ報知
立川志らく

 24日放送のTBS系「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)では、テレビ朝日女性記者へのセクハラ疑惑で事実上更迭された福田淳一・財務省事務次官を巡り、自民党の下村博文元文部科学相が女性記者を「ある意味で犯罪だ」などと発言した問題を取り上げた。

 女性記者が福田氏の発言を録音して週刊誌に渡したことに対し、下村氏が22日の講演会で「テレビ局の人が週刊誌に売ること自体がはめられてますよ。ある意味で犯罪だと思うけど」などと発言。共産党機関紙「しんぶん赤旗」が23日付朝刊で報じ、下村氏は発言を撤回して謝罪した。

 コメンテーターとして出演した落語家の立川志らく(54)は「私も落語界では結構乱暴なこと言いますよ。それは落語界ではブラックジョークですから」と前置きし、「『ひるおび!』では絶対言わないもの。何で言わないかっていうと、聞いてる人、見てる人は落語ファンじゃないから。色んな人が見てるから、傷つく場合あるからね」とコメント。

 続けて「落語家ですらそのことが分かってるのに、どうして政治家が分かんないのか、これ不思議ですよ。ツイッターとか講演会で言えばえらいことになるって分かんないのがね、私としてはビックリですね」とし、「政治家ってのは言葉が命なんだから」と語った。

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