永瀬正敏、主演作見て眠れず…河瀬直美監督「徹夜でここ来ました」

スポーツ報知
会見に出席した(前列左から)美波、岩田剛典(後列左から)永瀬正敏、河瀬直美監督、夏木マリ、ピアニストの小曽根真さん

 俳優・永瀬正敏(51)が26日、都内で行われた主演映画「Vision(ビジョン)」(6月8日公開、河瀬直美監督)の完成報告会見に共演の夏木マリ(65)、岩田剛典(29)、美波(31)らと出席した。

 奈良・吉野の森を舞台に、幻の薬草「Vision」を探すフランス人女性(ジュリエット・ビノシュ)と山守の男(永瀬)との交流を描く作品。「あん」「光」に続いての河瀬作品参加となった永瀬は「昨日、初めて見ました。帰ってから心が震えて、眠れずに徹夜でここに来ました」と完成度の高さを誇った。

 初参加の岩田は、河瀬監督独特のアプローチに驚いたとし「いろんな洗礼を受けました。演じるのではなく、生きるということを教えていただきました」と回想。撮影中、森の中で宿泊したこともあったようで「(起きたら)顔にカメムシが3匹ついてて…」と笑顔。劇中で絡みのない共演者には挨拶をしてはいけないルールや、初対面シーンを新鮮な状態で撮るために、撮影前の永瀬との接触も禁じられたことも明かしていた。

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