ほぼ全盲芸人・濱田祐太郎が明石家さんまと初対面「トップランナーが、どう“回す”のか興味があった」

スポーツ報知
明石家さんま(左)、樹木希林(右)が見守る中、漫談を披露した濱田祐太郎

 27日にフジテレビ系で放送される特番「〈金曜プレミアム〉さんまのまんま春SP」(後7時57分)に、「R―1ぐらんぷり2018」で優勝したピン芸人・濱田祐太郎(28)が出演。初対面の“お笑い怪獣”明石家さんま(62)のトーク術に舌を巻いた。

 濱田は「R―1」制覇後、出演したい番組に「さんまのまんま」を挙げていたが、わずか1か月半で夢が実現した。同じくゲストの女優・樹木希林(75)に合流する形でスタジオに登場。さんまは、ほぼ全盲の濱田の左手をつかんで、セットのソファーに誘導すると「なんで俺が後輩の道案内せなアカンねん!」と、強烈なジョークで歓迎した。

 濱田は「大ベテラン2人の前でやりにくい!」と、こぼしながらも漫談を披露。さんまが「永久保存版。帰ったら、見~よ!」と振ると、「見ます! いや、見えへんねん!」と返すなど軽快なやりとりを展開した。

 収録後、濱田は「めちゃくちゃ緊張しました! 今までに感じたことのない緊張感」。さんまの印象を「テレビで聞いていた通り、本当に明るくて面白くてパワーがあって…という感じで、カッコよかったです」と語った。

 「―まんま」に出たかった理由については「お笑い界のトップランナーの人たちが、視覚障害のあるお笑い芸人をどう“回す”のか、すごく興味がありました。さんまさんと一対一のトークになる『―まんま』であれば、さんまさんの流れみたいなものが一番分かると思いました。いろいろと勉強になりました」と感謝した。

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