岩田剛典「溺れかけそうになることがあった」スリリングな撮影振り返る

　三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓの岩田剛典（２９）と山下健二郎（３２）が２７日、東京・ＴＯＨＯシネマズ日比谷で主演したオムニバス映画「ウタモノガタリ‐ＣＩＮＥＭＡ　ＦＩＧＨＴＥＲＳ　ｐｒｏｊｅｃｔ‐」（６月２２日公開）の完成披露上映会に登壇した。

　同作はＥＸＩＬＥ　ＨＩＲＯ（４８）がプロデュースする、楽曲を映画化する企画の第二弾。安藤桃子監督など６人の監督が制作した６つの短編で構成され、楽曲は作詞家の小竹正人氏が書き下ろした。

　石井裕也監督（３４）は、岩田とは初タッグとなり、「最高の笑顔を持っていて、殺傷能力が強いのは知っていた。笑顔は映画の中で１回でいいのかなと思った」とニヤリ。監督から笑顔を褒められた岩田は少し頬を赤らめながら、「こんなにも奇才という言葉が似合う人はいない」と褒めあった。撮影を振り返って「短い撮影期間だったが、水まみれになり、溺れかけそうになることがあった。水の中で酸素ボンベ外して、無呼吸で演技して、サインを送って酸素ボンベをもらうと繰り返しでスリリングな撮影でした」と苦労をにじませた。

　一方、岸本司監督（４９）の「幻光の果て」で主演した山下は「本読みの段階でも監督にアドバイスをしていただき、役者としても育ててもらった」と感謝した。沖縄でも撮影を行い、「服を着たまま水深５メートルほどのところで潜った。脚に重りをつけたまま酸素ボンベを外して演技をした」。監督たちは他に誰が手がけるか、作品のテーマは何かなど知らされていなかったと言うが、同じような撮影方法に「同じ作品に出ているようなコメントですね」と岩田。撮影後に連絡を取り合ったと明かし、山下も「うそでしょ？ってね」と顔を見合わせて笑った。

　舞台あいさつ前には三代目Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓのメンバー全員が集結。レッドカーペットイベントを開催し、集まった１００人の観客を熱狂させた。