フジ社長、「プライムニュース」キャスターのパワハラ報道は「事実無根」

　フジテレビの定例社長会見が２７日、東京・台場の本社で開かれた。

　宮内正喜社長（７４）は、登坂淳一アナウンサーがＮＨＫ時代のセクハラで出演辞退した「プライムニュース　イブニング」の後任キャスターらにも一部週刊誌でセクハラ、パワハラ報道があった点について、「フジテレビの見解としてはこの記事は事実無根であるとしている。それ以上でも以下でもない」と断言した。

　報道担当の岸本一朗専務も「事実誤認に基づく不正確な報道が多いと広報を通じてコメントしている通りです。折しも財務省の（セクハラ）問題も波紋を呼んでいる中なので、報道局内もハラスメントと受け止められかねない不快な思いをさせかねない言動は厳に慎もうと周知徹底をしているところです」とした。

　その上で法的対応については「現時点ではしていませんが、法的対応を含めた強い姿勢で臨むということです」と続けた。