野村克也氏、40年間絶縁状態だった兄と再会「(沙知代さんが)あの世で喜んでるよ」
スポーツ報知

野球解説者の野村克也氏(82)が27日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)に出演し、因縁の実兄と40年ぶり再会を果たした。
3歳年上の兄と疎遠になったきっかけは、妻と子供が居るにもかかわらず、沙知代さんとの熱愛報道に兄・嘉明さん(85)が野村氏に送った手紙だったそうで、その内容は「妻と子供を捨てるなど言語道断」などと書かれいた。
当時、その手紙を読んだ野村氏は真実を話そうと嘉明さんに電話をするが、取り合ってもらえず、40年間絶縁状態となってしまったと説明した。
野村氏は熱愛報道の真実を話すべく、嘉明さんと故郷の京都府・京丹後市で再会。「教えてないことが一つある。東京で前の女房捨てたと思ってるだろ?違うんだ。腹立って『出て行け』って。それで出て行ったんだよ」と1人目の妻の名誉のために存命中には語らなかった、離婚の真相を嘉明さんに明かすと。嘉明さんは「私は(沙知代さん)会いたかったけれども、アドバイスが逆に沙知代さんに恨まれることになってしまって…結婚を反対したと言うことで、非常に申し訳ないと思っています」と、反対をしていたものの、活躍する2人を見て自分は間違っていたのかもしれないと思うようになり、ずっと謝りたいと思っていたと話した。「(沙知代さんが)あの世で喜んでるよ。誤解が多かったと思う。それだけのこと。あの世に逝く前に本当の話ができてよかった」と野村氏は再会を喜んだ。