「転校少女歌撃団」が4人体制に、ユニット名も「転校少女*」に変更

スポーツ報知
7人体制ラストライブを行った(左から)千葉妃理、松井さやか、渚まお、栗田恵美、岡田夢以、塩川莉世、松本香穂、古森結衣

 7人組アイドルユニット「転校少女歌撃団」が28日、東京・マイナビBLITS赤坂でワンマンライブを開催した。同日をもって松本香穂(17)、栗田恵美(23)、古森結衣(20)が卒業。これからはユニット名を「転校少女*」(てんこうしょうじょ)に変更し、4人体制で活動していくことが発表された。

 「ショコラの独白」など全21曲をパワフルに歌い上げ、約1200人の観客を熱狂させたが、別れを惜しむようにライブ中にはメンバーが涙を流す一幕も。特にアンコールでメンバーそれぞれがファンへ感謝の気持ちを伝える場ではさみしさが抑えきれない様子だった。

 HKT48の1期生でもある古森は約7年のアイドル生活にピリオドを打ち、「アイドル生活の最後が転校少女歌撃団でよかった。約7年間応援ありがとうございました。本当にアイドル楽しかった!」と叫んだ。

 初期からのメンバーの松本は「学校でもなじめないタイプだったけど、こんなに心から信頼できる人たちは初めて。今までメンバーに大好きなのにそれが言えなかったけど、これからも連絡先消去とかしないでね」。同じく栗田も「明日からはニートになるけどそれでもいいと思えるぐらいやりきった」と完全燃焼宣言をした。

 2014年11月に4人組で結成し、2017年1月より現在の体制となった。プライベートレーベル所属にも関わらず、今年3月に発売した2ndシングル「ショコラの独白」では2作連続オリコンデイリーランキング1位、ウィークリーランキング5位と快進撃を続けていただけあって、残されたメンバーは不安を口にした。渚まお(19)は「正直残される方は怖い。でも大好きなグループで売れたいです」。リーダーの岡田夢以(おかだ・めい)も「不安もいっぱいあるけど、このままじゃ終われない。7人で築きあげたものをなくさないでもっともっと何倍にしていきたい」と決意を語った。

 ラストの楽曲「恋はカムフラージュ」を歌いきると、7人は笑顔に。最後は同ユニット独特な手の振り方をし、約20秒間頭を下げて別れを告げた。

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