藤山扇治郎が“歌手デビュー”主演舞台「蘭」で北翔海莉とデュエット
スポーツ報知
松竹新喜劇の藤山扇治郎(31)が、6日開幕の主演舞台「蘭~緒方洪庵 浪華の事件帳~」(錦織一清演出、13日まで大阪松竹座、16~20日、東京・新橋演舞場)で“歌手デビュー”することになった。
藤山が若き日の洪庵、宝塚元トップ・北翔海莉(37)が男装の麗人、東儀左近を演じる同作。2人によるデュエットソング「名所案内大坂ラプソディー」(岸田敏志作詞・作曲)が作られ、開幕時とラストに全員で歌う予定だ。このほどレコーディングを終えた。
大阪弁の歌詞に陽気なメロディー。藤山は「自分の歌声を聞き、恥ずかしくなったが不思議な体験でした」と汗だく。北翔は貫禄の歌唱力で藤山が音を外しても柔軟にハモってみせた。「これから一体どんな舞台が始まるのだろう、とワクワクしてもらえるはず」と北翔。松竹関係者は「好評ならCD化も検討したい」と話している。