TOKIO山口はなぜ退職願を事務所に出さなかったのか?リーダー城島が事情を説明

TOKIOのリーダー・城島茂(47)が5日、司会を務めるテレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(前6時)で、強制わいせつの疑いで書類送検(起訴猶予)されたメンバーの山口達也(46)から預かったジャニーズ事務所への退職願についての考えを明かした。
番組では冒頭から26分間に渡り、謝罪会見について特集した。城島は、2日の国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)の4人での謝罪会見で山口から退職願が提出され現在、預かっていることを明かした。番組出演者から退職願は事務所に直接出すものでは?という疑問の声が出たが「一般の企業さん、会社さまと比べて…ちょっとウチの事務所は違うと言ったら、あれなんですけども。長瀬なんか小学生から在籍しているんですけども、そういう子供達が集まって最初は夢を目指すってみたいな感じでグループ組んでやっていくっていう部分では、社長と社員っていう一般的な部分とは、ちょっとまた違う部分があるのかなという気がするんです」と説明した。
さらに「その中でTOKIOはデビューして23年。ある程度、大人のグループとして、音楽面は長瀬がサウンドプロデューサーという形になってまして、自分達で音楽をプロデュースする。プロモーションビデオも自分達で意見、CDのパッケージどうしようとか、そういう所まで全部突っ込んで、仕事内容も全部自分達で発言させてもらっていたんです。TOKIOはそういう部分では恵まれている。割と会社内でも好きにやらせてもらっている以上は、今回の件も自分達で責任を取らなきゃなっていう部分がありましたね」と話した。
また、4人の意見が割れているのではと聞かれると、「会見の中でもメンバーが言っていたんですけども、松岡は、山口達也の甘えの根源がTOKIOというグループならば、そのTOKIO自体、なくしてしまった方がいいんじゃないか。あくまで自分の意見だがっていう本人は言ってました、会見じゃなくてその前から。(国分)太一は、ちゃんと立ち直って欲しいという気持ちがあるんですが、手を差し伸べてきたら『山口君』って言ってしまう自分がいるので、そこは自分もダメだと。彼にはちゃんと向き合って欲しい、と厳しく言ってました。長瀬は長瀬で音楽活動を白紙にしなければと、いろんな意見が出ています」と説明した。
その上で「人間ですから、付き合いも長いもんですから、なかなか答えが出ない。ただ、その中で被害者の方、ご家族の方への謝罪の念はちゃんと抱いて頑張っていかなければと思う次第です」と神妙な表情で話していた。