藤井聡太六段が杉本七段に弟子入りした理由は、家が近かったから!?

スポーツ報知
杉本昌隆七段(左)と藤井聡太六段

 将棋の藤井聡太六段(15)の師匠・杉本昌隆七段(49)が5日放送のTBS系「ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(土曜・後6時55分)に出演し、藤井六段が弟子になった経緯を明かした。

 番組MCの「ネプチューン」名倉潤(49)が「(藤井六段は)小さいときから強かったですか?」と杉本七段に問うと「小学校4年の時に私の門下に入って、弟子にしましたけど、ハンデなしで指して1勝1敗。強いのは知っていたんですけど『さすがに負けないだろうな?』って思ってたら負けたのでビックリしました」と若き天才棋士のすごさについて語った。

 将棋界の師匠は“奨励会”に入るための身元引受人と位置づけている杉本七段は「私は、藤井のお母さんと本人にお願いされて師匠になりました。彼は地元では有名でしたから、他のプロがスカウトしてもおかしくないなというぐらい強かったので、私の弟子になってくれたのが非常にうれしかったです」と師匠になった経緯を説明した。

 さらに藤井六段が杉本七段を選んだ理由は「ぶっちゃけていうと家が近かった。ちょっと本人には怖くて聞いていないですけど、多分、師匠は誰でも良かったんじゃないかなと思ってます」とまさかの回答で笑いを誘った。

 将棋の戦術などについては「(師匠として)めちゃくちゃ言いたかったですけど、絶対自分より強くなると思ったので…。(戦術)それを教えてしまうと、自分程度の棋士で終わってしまうので…」と心境を明かし、「自分で考えて見つけて、たまに聞いてくることもあるんですけど、逆に『そんな手があったのか』って…」と師匠にしか分からない藤井六段のすごさを明かした。

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