浜崎あゆみ、LGBT関連イベントで新宿二丁目へ涙の恩返し

スポーツ報知
涙を流しながら熱唱した浜崎あゆみ

 歌手の浜崎あゆみ(39)が6日、都内で開催された国内最大級のLGBT関連イベント「東京レインボープライド2018」にゲスト出演した。

 「性」と「生」の多様性を訴える同イベント。大トリのあゆが約25分遅れで登場すると観客たちは手拍子や踊って大熱狂した。あゆは「日本はどこかマイノリティーであることが社会的弱者であるというイメージが拭えないところはある。だからといってマジョリティーは社会的に勝ち組であるということは絶対ない」と力強く宣言。「私もマイノリティーの一人として、皆さんと一緒にこれからも歩んでいきたい」と性的少数者の思いに寄り添い、会場からは拍手喝采が起きた。

 デビュー20周年を迎えたあゆだが、フリーライブ出演は初めて。今回オファーを受けたのはデビュー当時から通っている東京・新宿二丁目への恩返しからだ。「自分が生きるのにすごくつらくなって、どうしたらいいか全く分からなくなった時に初めて行ったのが二丁目。それ以来、自分のホームのような気がする。喜怒哀楽全てを二丁目の仲間たちと過ごしてきたからこそ今の私がある」と感慨深げな様子。

 新宿二丁目や性的少数者への思いを語ると「こういうこと言うと、泣けてくるけん…」と地元・福岡県の博多弁を交えて話していたあゆ。その後に歌唱したバラード曲の「how beautiful you are」で感極まって涙を流す一幕も。ファンの声援に「ごめんね」と謝りながら、代表曲「Boys&Girls」など全7曲を熱唱した。

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