把瑠都「大統領になりたい」母国エストニア帰国直前「バイキング」に夢語る

スポーツ報知
把瑠都

 母国のエストニアに帰国した大相撲の元大関でタレントの把瑠都(33)が、7日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)にVTR出演し、将来の夢を語った。

 母国で国会議員を目指す把瑠都は5日に帰国。日本を離れる直前に番組の密着取材を受け「政治家の仕事に興味がある。(力士)引退直後に選挙があって、(出馬の)オファーがあった」と明かし、当時は「相撲しかとったことがないから、もっと色んな経験をした上で政治家になってみたいと思った」と話した。

 その上で「この4年間は色々なことを勉強して、経験を重ねた。政治家としてチャレンジしたい」と来年4月の出馬へ向け決意を語った。

 議員になってやりたいことは「世界的に一番大きな問題は、若手が田舎に残らない。住みやすい田舎を作っていきたい」と指摘。さらに「将来的になれたら大統領になりたい。チャレンジのたくさんある人生にしたい」と夢を打ち明けた。

 さらに、昨年生まれた長男タールくんの存在も帰国を決意させる理由に、自分が生まれ育った環境で「子育てしたい」と母国での子育てを楽しみにしているという。

 把瑠都は04年夏場所で初土俵。所要8場所で新十両昇進というスピード出世で番付を上げた。史上2位タイの所要12場所で新入幕。10年3月に大関に昇進。膝などの相次ぐ負傷で13年に引退。その後は母国で実業家として活動する一方で、日本ではオフィス北野に所属しドラマに出演するなどしていた。

 5日のツイッターでは「See You Again」と別れのあいさつとともに「ちゃんこがこいしくなったら にほんにもどります」ともつづり、日本との別れを惜しんだ。

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