三代目・小林直己がハリウッドデビュー リドリー・スコット氏の製作総指揮映画に抜てき

スポーツ報知
ハリウッド映画に初出演する三代目J Soul Brothersの小林直己

 三代目J Soul Brothersのパフォーマー・小林直己(33)が、米ハリウッド映画に初出演することが7日、発表された。「エイリアン」などのリドリー・スコット氏が製作総指揮を務める「アースクエイク・バード」(ウォッシュ・ウェストモアランド監督、公開時期未定)で一昨年に米アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル(29)らと共演する。

 日本でも映画出演は「たたら侍」「HiGH&LOW」シリーズの3度しかない中で、異例の抜てきだ。東京を舞台に、英国推理作家協会賞の最優秀新人賞を受賞した同名小説が原作。小林はヴィキャンデル、ライリー・キーオ(28)に次ぐ3番手での出演となる。

 ハリウッド進出を目標に、3年ほど前から英語の勉強を重ねてきた。「たたら侍」で一昨年にモントリオール世界映画祭、昨年にプレミア上映でハリウッドを訪れた際には、すべて英語を駆使したスピーチで喝采を浴びた。俳優としても、187センチの長身をいかした抜群の存在感に定評があった。オーディションでつかんだ夢切符。「実際に形になるのは、さまざまな巡り合わせの上だと思うが、その上で出合った今作は、人生に一度かもしれない経験だと思う。悔いのないように全力を出し切りたい」と力を込めた。

 演じるのは、主人公ルーシー(ヴィキャンデル)とリリー(キーオ)の2人の女性の間をかき回すというミステリアスな日本人カメラマン役。今月に都内や新潟・佐渡島などで開始される撮影に向け、現在はリハーサルの日々を送っている。

 今年は兼任するEXILEも、3年ぶりのドームツアーを予定する。グループ、個人の両面で重要な1年となる。現時点で日本の劇場公開は未定。小林は、日本公開も期待しながら「等身大の姿で個性を大切にすることが、この作品に貢献できることなのかな。たくさんの方々に見ていただけたら」と思いをはせた。

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