フィフィ、新潟女児殺害巡る報道疑問「演奏会の映像を繰り返し流す必要って…」尾木ママも警鐘

　コメンテーターで活躍するタレントのフィフィ（４２）が９日、自身のツイッターを更新。新潟市立小学校に通う女子児童が殺害され、同市西区のＪＲ越後線の線路内に遺棄された事件を巡る報道について「興味を掻き立てるだけの報道には、嫌な気持ちしかしない」と私見をつづった。

　フィフィは「新潟の女児殺害で、演奏会の映像を繰り返し流す必要ってあるのかな」と疑問を呈し、「私もひとりの子の親として、女児の親の気持ちを察すると心が痛い」と吐露。続けて「どんな子だったんだろうなんて知りたがる人間の心情に応える必要があるのかな。作る側の立場も分かるけど、興味を掻き立てるだけの報道には、嫌な気持ちしかしない」とつづった。

　フィフィのツイッターには「私もあの映像が流れるたびにチャンネル変えてます」「被害者を晒すのはやめて欲しい」「あの映像は悲しくなるだけ」など同意する声も続々と寄せられている。

　また、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏（７１）も１０日、自身のブログを更新し、報道に関して「ダイレクトな表現は絶対にやめていただきたいですーー再現イメージ映像や現場中継も細心の注意を払っていただきたいと思います」と警鐘を鳴らしている。