マツコ、7年ぶり番組出演で実感「テレ東は、もはや弱者ではない!」

スポーツ報知
テレビ東京系「無理矢理、マツコ。」の収録を行ったマツコ・デラックス

 タレントのマツコ・デラックス(45)が11日、19日からテレビ東京の特別番組5つに立て続けに出演するプロジェクト「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~」の取材会に出席した。

 この日、5番組のうち2番目に収録が行われたのは、22日放送のクイズ番組「マツコがマネーをあげたいクイズ」(深夜0時12分)。マツコが最高100万円の賞金が欲しい挑戦者に手元のクイズカードから「その人が正解できるだろう」と思ったクイズを出題。番組スタッフが都内で見つけた下町の親子、山田勝巳(52)率いる「SASUKE軍団」、女優・有村架純(25)の姉でタレントの有村藍里(27)の3組が100万円を目指す。

 中でも有村は「整形費用が欲しい」という切実な思いで参加。マツコから「十分かわいいから。もっと強くなれよ」と励まされ、泣き出す場面もあった。

 3時間に渡った収録を終えたマツコは、7年ぶりのテレ東の番組出演に「7年間出なかったことに意味はあったなって、やってみて思ったわね。今日のは完全に置きにいってました」と同局きってのヒットメーカー・佐久間宣行プロデューサー(42)を見ながらチクリ。佐久間プロデューサーが「置きに行ってません! マツコさんと戦いながら、いい番組を作ろうと思ったんです」と反論するも、「現時点で2本収録したんだけど、1本目は、もっと置きにいっていた」と、さらに“口撃”の手を緩めなかった。

 さらに取材陣に「テレ東っぽさって、なんだと思う?」と逆質問。「雑さ? ゆるさ? みんな、テレ東のことを勝手にすごい良く思ってるのよ。私、今回はテレ東の良さってのを実感したかったんですよ。2番組しか撮ってないですけど、テレ東は、もはや弱者ではない! 立派なテレビ局でした。ナメんじゃねえぞ、おまえらと思った。雑に作ってると思ってたじゃん、もっと。ちゃんとしてるのよ。カメラの台数も多いでしょ」と“ホメ殺し”にした上で「テレ東への期待? 7年間、実はそんなに見てません。好きな番組が何個かあって、好きの度合いが他の局の番組より多い番組が多かっただけです」と、冷たく言い放った。

 今回、テレ東では、プロジェクト名「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~」として、19日から6月10日まで全5番組を放送。第1弾は19日放送の「マツコ監禁~100人の愚痴を聞く~」(深夜0時50分)。第2弾が、この日収録の「マツコがマネーをあげたいクイズ」で、さらに3番組が順次、放送される。

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