星由里子さん京都で死去、「若大将」マドンナで人気、74歳

スポーツ報知
星由里子さん

 映画「若大将」シリーズのマドンナ役で知られた女優の星由里子(ほし・ゆりこ、本名・清水由里子=しみず・ゆりこ)さんが16日夜、病気のため亡くなっていたことが18日、分かった。74歳だった。

 京都に住んでいた星さんは、この地で旅立った。病気と闘いながら女優活動を続け、今年に入ってからも新作映画の撮影に臨んでいた。18日午後にも、所属事務所から死因など詳細が正式に発表される。

 1959年、映画「すずかけの散歩道」で女優デビュー。「若大将」シリーズ(61~71年)でマドンナを務め、東宝のスター女優として人気を博した。またドラマ、舞台、テレビ番組の司会もこなすなど幅広く活動した。私生活では3度の結婚。再婚時の相手が名脚本家の花登筐さんだったことでも知られている。

 ◆星 由里子(ほし・ゆりこ)1943年12月6日生まれ 1958年、東宝が宝塚歌劇団東京公演にちなんで募集したミス・シンデレラ娘で優勝したことをきっかけに芸能界入り、61年から始まった『若大将シリーズ』で演じたヒロイン・澄子役は当たり役となり、人気に。「八重歯のシンデレラ」をキャッチフレーズで59年に映画「すずかけの散歩道」で映画デビュー。61年から始まった『若大将シリーズ』で演じたヒロイン・澄子役で人気を博した。

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